納棺は葬儀の際の重要な儀式になります。故人に急な不幸が訪れた際には、慌てること無く納棺までの手続きをスムーズに進めることが必要です。亡くなられた故人の遺体を安置しながら、葬儀社の担当者と相談を行いスムーズに納へ納める流れへと進めていきます。
納棺を行うのは宗派を問わずに通夜が始まるまでに遺族や関係者の方で行なっていきます。故人の遺体に死装束を着せていくのは親族の手で行うことが重要です。死装束を着せる際には必要に応じて足袋や数珠等を使い故人を着飾ることも大切です。
棺に納める際に故人に着させる死装束には経帷子と呼ばれる白一色の和服を用いるのが一般的です。装束を着させる前には左前に着させることが重要です。故人が亡くなった意味合いを出すために必ず左前で着させることを心がけていきましょう。
棺の中には頭陀袋と呼ばれる小袋も納めていきます。故人が三途の川を渡る際に困ることが無いように小銭を入れておきます。多くの方は葬式の流れに詳しく無い方が多いはずです。信頼出来る葬儀社を探していき、スムーズな葬式の進行を心がけていきましょう。問題の無い範囲で故人が生前に好んだ嗜好品を棺に納めていくことも大切です。経験豊富な担当者と相談していき、円滑に葬式を進めていきましょう。